秋だ

今週からぐっと寒くなりましたね。先週まで暑いからまだ着るのやめとこ!と思ってた5分袖のニットやブラウスを通り越してすでに長袖を着ています。初秋の服たちを一枚で着れる期間が短い!季節がスキップされている…

夜冷えるので落書きしたみたいな毛足の長いカーディガンが早急に欲しいです

7月はろくにサイトの漫画描けなかったんですが、移動時間や夜寝る前はひたすら本を読んでいたのでブログの下書きに読書メモを残してました。ブクログも今年から再開したんですが、社会人なりたてあたりに書いたレビューが残っててすごい恥ずかしい…。語ってたりえらそうに文句言ってるのとかあって全消去したいですが自戒の為そのまま使ってます…

【7月に読んだ本の良かったメモ】

□色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹

いつも通りの春樹で安心するな…。村上春樹を読んだ後は作中に出てくる音楽を探して聴くまでがセットですね。

□六人の嘘つきな大学生 /朝倉秋成

2日でいっきに読んでしまった、面白かったです。文章も読みやすいし、人に勧めやすい本はやっぱり時々読んでおくと話のネタにもなるしいいな!去年から話題の本なのでまだネタバレ無しにしときたい 映画版のキャスト、赤楚くんとか森七菜ちゃんとか勝手に予想して楽しんでます

□何者/朝井リョウ

昔映画版「桐島部活やめるってよ」を観た後に朝井リョウの作品読んでみようかなと思ったはずなのにこんなに月日が経っていた…。そして就活の話が続いてしまった。なかなか就活学生期から離れた年齢になって読むと、このころ特有の自意識の高さとかアー!となることが多くてしんどい…。友人に見られることを意識したSNSの呟き方とかめっちゃしんどい。

一番心に残ったのが主人公の先輩が言う、「SNSで選ばれなかった言葉の方がその人のことを表している」という内容の台詞ですね。これにはうーーーーん良い!になりました。他者を意識して短い場所で発信する言葉って必ずしも100%のその人じゃないのはもちろんだけど、残されなかった言葉のほうにその人があるって考えはすごく好きです。拓斗、すごく汚い感情を持ってるしそれを裏アカに書いてるけど、それでも光太郎と仲良く一緒に住んでたりすごく弱ってる時に瑞月が電話してきたり、サワ先輩もなんだかんだ見捨てず大事なことも言ってくれるし、いいやつなんだろうなって思ってます。いやほんと裏アカはだいぶキッツ…だったけど前向きなエンドでよかった

□愛の夢とか/川上未映子

自分が死んだあと、その意識はどこへ行くのかということは子供の頃から今でもふっと考えたり想像してみるけど、すぐ怖くなってやめてしまうな…。表題の「愛の夢とか」に出てくる死後の描写が、生きていた頃の記憶や強い不安や幸せが曖昧に混ざり合っていてすごくしっくりきた。めちゃくちゃ泣きました。川上未映子の文章大好きです。

先月は朝井リョウの正欲を読みました。この人「わかってる風の人たち」を意地悪に炙り出すのが上手いですよね…。これも面白かったです。

去年の7月から読書に振る時間を増やそうと思って図書館行ったりブクログで気になる本本棚登録したりしていい感じに続いてるのでよかったな~

拍手いつもありがとうございます!コメントメッセージも…!来週になりますがまた返信します😊