ボーダー加工



※ 今回使用しているフィルタ「NOT」の「走査線エフェクト」は、バーション4.1以降のPixiaには入っていません。 古いバージョンから引き継いでインストールされているかたのPixiaには入っているかと思います。
このフィルタは現在HP上などで配布されていません。

このフィルタがほしいというかたへ
http://home.a00.itscom.net/pixia/  のページよりバージョン3をダウンロードして解凍し、フィルタのフォルダにある「NOT」というファイルをコピーして 新しいPixiaに入れれば使用することは可能です。
ただし、不具合がでる恐れがあるために新しいバージョンではこのフィルタが入っていないので、
そのことをご理解のうえ自己責任でお願いします。当方では責任を負いかねます。

今回のレイヤの構成 今回加工する写真

すでに縮小した絵を用意します。
まずレイヤを一枚追加します 以下、これを「新レイヤ」と呼んでいきます。
「新レイヤ」全体に白を流し込んでください。合成方法は「重ねる」のままなので、絵が見えなくなればOK。

明るいほう

オーバーレイ
「新レイヤ」にフィルタを使います。「NOT」の「走査線エフェクト」を使用。

設定はお好みでかまいません。「走査線エフェクト」を選択した状態で「設定」をクリックするとブレンド値などの設定が出来ます。
※「パターン1」・「パターン2」の数字が大きいほど線が太くなります。「中間」に数字を入れるとさらにグレイのラインが入ります。
そしたらフィルタ実行。横線がいっぱいひかれました。
このままでは下のレイヤが見れないままなので、レイヤ設定で新レイヤの合成方法を「乗算」など好きなものに変えてください。

上は「幅」は「パターン1」「パターン2」を1に。「中間」は0。ブレンド値は50と100にしたもの。
合成方法は「明るいほう」で濃度50%にしました。

下は「幅」は「パターン1」「パターン2」を2に。「中間」は0。ブレンド値は50と100にしたもの。
合成方法は「オーバーレイ」で濃度100%にしました。

合成方法かえるだけでもだいぶ印象が違います。レイヤの濃度さげてもまた違う感じになります!

加工する写真
また、所々だけボーダーをかけることも可能です。
新レイヤを追加したあと全体に白を流し込まずに、 ペンツールにして白を選択し、ボーダーをかけたい部分だけ白く描けばOKです。

左は、てきとうに所々白を置いたものです。これを加工すると…

こんな加工も出来ます こんな感じになりました。
ちなみに、「パターン1」「パターン2」を5にして、合成方法は「オーバーレイ」です。
このフィルタ使うなら「色が濃い」「主線のはっきりした」絵や写真が適していると思います。

すでに縮小した絵を使用する理由についてですが、パターンの値を小さくして細いボーダー使った場合、 その絵を縮小するとせっかくのボーダーがつぶれてしまうからです。
もちろんそれを狙って使用しても良いと思います。いろいろ試してみてください。