戸金メインの話は何回か描いてましたが、ここまで長い話は初めてだったので色々戸金について考えつつ作っていくのが楽しいお話でした。
今まで通りの特に何もアクションを起こさずに身に降りかかったことで落ち込んで、誰かしらに励ましてもらったり小さな支えを見つけて持ち直す…という 感じではこがね自身に何の進展もないなぁと考えまして…
内容としては桐田に振り回され真島の口からははっきりと小枝子が好きだと聞かされる辛い回になってしまいましたが、 真島の件ですごくショックを受けたことで桐田に本音をぶつけられたり、全ては話してませんが絹代に「泣いてた」ことを伝えてみたり、 他のキャラに比べれば些細なことですが初めてこがねに変化が生まれたお話になったかなと思います。
私自身こがねのような内向的なキャラははあまり好きじゃないと何回か書いたことがあるのですが(すみません…)、 このお話を描いたことで戸金のことだいぶ好きになったと思います!これからの戸金を描くのが楽しみです^^
連載中はたくさんの拍手コメントありがとうございました!戸金も桐田もたくさん応援して頂いてて幸せ者だと思います…!

おまけ

連載中にこの話を終えたらこがねと真島のエピソードを描きたいと雑記で言っていたのですが、 読み返してみてこんなに大泣きしてる恋についてのエピソードを掘り下げて載せても悲しさが増すだけだな…と気付いたのでお蔵入りになった落書き漫画です。
バイト先で出会ったばかりの二人なんですが、学校で話しかけられても戸金のほうが無視していました
おまけ

戸金の真島への気持ちですが今回の話で吹っ切れたわけでは全然ないので、しばらくは痛い感情とこれからの灯しになるような感情が戸金の中で混ざるんだろうなぁと思います。
自分が恋愛ものを描くときに「好きな人が二人いる、好きな人はいるけど他にもなんとなく気になる人がいる」という状況を否定的に描きたくないと いうのがあるので(すごく人間的だし面白い部分だと思うので) 桐田への気持ちがどのようになっていくのかという部分もこれからじっくり描いていきたいです!



2 0 1 7 / Atsumi Yoshioka