ようやく真島・小枝子回が終わりました!当初よりだいぶ長い3話になってしまいましたがお付き合いありがとうございました。
今回の話は23話の前編を描いてる時点ではエピローグ的な感じで、10P程度の真島と小枝子がフィナーレの花火を見るだけの話のつもりでした。 が、こがね側の話も描きたいなというのと、もうちょっと文化祭を楽しんでるシーンを入れたいなと思い始めてこのような話になりました。
結果的には前半に小枝子とこがねが楽しそうに笑い合ってるシーンが入れられたのが一番良かったなぁと思ってます。
小枝子はこがねを通してしか真島のことを捉えてなかったので、その辺を少し取っ払って 僅かでもただの真島と一緒に花火が見る瞬間があれば心に少し隙ができるかなと考えていたのですが
同じようにこがねのことも真島の存在が引っ掛かったまま見ていたので、自分が知らない戸金の顔があることと、戸金にも変化が起きていることにちょっと気付いて欲しいなと思ってました。

元カノのあれこれからフィナーレまでで、小枝子の真島への見方は少し変化しても、これで彼のことをはい好きになりました、とはならないのですが、ここから
小枝子のドライな性格と甘えられない性分を真島がどうしていくかという この辺が二人の関係の変化の肝になるかな、という感じです。

おまけ

ちなみに二人がベランダで会ったときにステージで始まった、扇田先生という教師が歌った曲「アボカド」ですが、高校生が文化祭でカバーする曲って最近はどんなものがあるんだろうと思って探してた時に見つけた yonigeというガールズバンドの曲です。
一番最初のネームに「元カノが去ったあと真島と体育館の軽音ステージを観に行くが彼氏に振られて未練たらたらの女の子を歌った曲が演奏されて思わず笑う小枝子」というものがあったので それを裏話かおまけとして入れたくて…。さすがにここまで露骨に茶化さなかったとは思いますが!
その代わりにぶち込まれたのが田嶋先生の登場です。小枝子は悪ノリするところがあるのを描きたかったのとちょっとデートっぽい雰囲気が欲しかったからですね
あとは元カノの件もひっくるめて、「このタイミングに失恋ソング」や「よりによって小枝子のツボの田嶋到来」など何かツイてない真島が全部ねじ伏せてそういう雰囲気に持っていく様を描きたかったという…
今回の話で田嶋先生のブラッシュアップが出来たのでまた真島小枝子回にはちょこちょこ出したいなと思ってます!

そして次からようやく!メインを張るのは2年ぶりになります主人公の話に戻るのでまた頑張っていきたいです(^^)






2 0 2 0/ Atsumi Yoshioka