おまけ

前回のタイムテーブルに真島元カノの乱と書いたために、「元カノ登場するとホラ貝が鳴ります」というコメントを頂きまして描いた落書き
この3日目にホラ貝吹ける余裕があるキャラが瀬戸しかいなかったので瀬戸です… 無事に(とりあえず)逃げて勝った?ので良かったですね!

雑記にも書いたのですが、この回は当初前編と同じく小枝子視点で進んでいく予定だったのを、真島の心情を描くために急遽真島視点に切り替えたことで 今までになく苦戦した回となってしまいました…しかも途中突然また小枝子に切り替わるのでわかりにくいところもあり色々反省してます!
しかし真島と小枝子に関する回で今までで一番反応頂けた話となったので、悩んだ分更新するたびに報われた気持ちになった回でもありました。ありがとうございました…!
ネームのときからとにかくひたすら真島の脳内の台詞を削ったので、全てを語らせていないところとかあるんですが、 そのへんは後々また本編で答え合わせできたらなーと思います。
真島は誰かに聞かれたら小枝子のことは便宜上のような形で「好き」と答えてるんですが、本人には言ったことがないんですよね…
真島がそもそも涼子を「会いたくない相手」と言っていたのは嫌いだから会いたくないのではなくて全くその逆で、 涼子が嘘だと言っていた通りずーっとどこかに引っ掛かる部分があったからです。 小枝子もその「会いたくない」の意味は途中で気付いてると思います

おまけ

そしてメンヘラと一言に括っていいのか悩ましい比嘉さん
好意と執着がいつの間にかすり替わってしまうことは誰にでもあると思うんですよね、10代の頃は尚更
自分には真島しかいないから相手にもそういう存在になってほしくて、真島の周りの人間関係がどんどん壊れればいい、作中でも語ってますが 「救いが自分しかない」という状態になってほしいという気持ちが大きくなって、以下略という……
真島視点なので二人の良い思い出がほとんど出てきませんが、涼子のほうには真島との良い思い出ばかりが残ってます。
だいぶややこしい女ですが、彼女が小枝子に矛先を向けて何か言うことは一切なかったのは、真島の周りの人間のことは真島を通してしか見てないということもありますが
彼女なりに「女同士の間に立って喧嘩をさせるような男はクズ」という価値観があるためです。自分が経験したことが無いことでも、好きな本から得た信念をたくさん抱えている女子という設定があり… (このへんに中学時代の真島は惹かれたんだと思います)
基本的に経験則で考える小枝子と真逆ですね。
涼子がわかりやすく小枝子に敵意を向けてくれたら描きやすかったな~と思うところもありましたが ここだけどうしても譲れない部分でした。真島のことをまだ好きだという気持ちの表れだったので…







2 0 1 9 - 2 0 2 0/ Atsumi Yoshioka